令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問42

【解説】

ア: SQL文の組立ては全てプレースホルダで実装する。
誤り。これはSQLインジェクション対策であり、OSコマンドインジェクション対策ではありません。

イ: シェルを起動できる言語機能を利用した実装を避ける。
正しい。OSコマンドインジェクションは、外部コマンド実行機能（シェル呼び出しなど）を悪用されるリスクがあります。シェル起動を避けることでリスクを減らせます。

ウ: 直接メモリにアクセスできる言語機能を利用した実装を避ける。
誤り。これはメモリ破損やバッファオーバーフローなどの対策には関係しますが、OSコマンドインジェクション対策ではありません。

エ: 利用者が入力したファイル名にディレクトリが含まれていないかのエラーチェックを実装する。
誤り。これはパストラバーサル攻撃対策に有効ですが、OSコマンドインジェクション対策そのものではありません。