令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問59

【解説】

ア: 監査対象先の事務手続やマニュアルなどを通じて，業務内容，業務分掌，体制などを把握する。
正しい。予備調査では、業務の全体像や体制、業務分掌などを把握し、リスクの高い領域や重点的に調査すべき事項を特定するための活動が行われます。

イ: 監査対象の実態を把握するために，必ず現地に赴いて実施する。
誤り。現地調査は必要に応じて行いますが、予備調査段階で必須というわけではありません。

ウ: 監査の結論を裏付けるために，十分な監査証拠を入手する。
誤り。監査証拠の収集は本調査で行うものであり、予備調査では主に状況の把握を目的とします。

エ: 調査の範囲は，監査対象先だけに限定する。
誤り。必要に応じて、関連する他の部門や外部機関への調査を含むこともあります。