令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問61
【問題61】
DX認定制度における認定基準に含まれている事項はどれか。
経営ビジョン及びDX戦略を策定して対外発信を行うことに加えて、ビジネスモデルの革新などデジタル技術活用の成果目標も既に達成していること
経営ビジョン及びビジネスモデルの方向性を公表するとともに、策定したビジネスモデルを実現するための方策として、DX戦略を公表していること
申請対象が、中小企業基本法で定められた中小企業であること
デジタルガバナンス・コード3.0の全項目に対応していること
【解説】
ア: 経営ビジョン及びDX戦略を策定して対外発信を行うことに加えて、ビジネスモデルの革新などデジタル技術活用の成果目標も既に達成していること。
誤り。認定基準は成果の達成そのものを条件とはしておらず、体制整備やビジョン・戦略の策定・公表などが求められています。
イ: 経営ビジョン及びビジネスモデルの方向性を公表するとともに、策定したビジネスモデルを実現するための方策として、DX戦略を公表していること。
正しい。これはDX認定制度における認定基準に含まれている事項であり、企業の取り組み状況の明確化が目的です。
ウ: 申請対象が、中小企業基本法で定められた中小企業であること。
誤り。DX認定制度は中小企業に限定されておらず、企業規模を問わず申請が可能です。
エ: デジタルガバナンス・コード3.0の全項目に対応していること。
誤り。全項目への対応は必須ではなく、重点を押さえた取り組みが評価されます。
【答え】
イ: 経営ビジョン及びビジネスモデルの方向性を公表するとともに、策定したビジネスモデルを実現するための方策として、DX戦略を公表していること
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問61