令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問80

【解説】

ア: 個人情報の取得時に，本人が取扱いの配慮を申告することによって設定される情報
誤り。本人が申告することで設定される情報は「要配慮個人情報」には該当しません。

イ: 個人に割り当てられた，運転免許証，クレジットカードなどの番号
誤り。これらは「個人識別符号」とされる個人情報ですが、要配慮個人情報には該当しません。

ウ: 生存する個人に関する，個人を特定するために用いられる勤務先や住所などの情報
誤り。これらは一般的な「個人情報」に該当しますが、要配慮個人情報ではありません。

エ: 本人の病歴，犯罪の経歴など不当な差別や不利益を生じさせるおそれのある情報
正しい。要配慮個人情報とは、病歴や犯罪歴、人種、信条、社会的身分など、差別や偏見、不利益を生じさせる可能性があるデリケートな情報を指します。