令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問26

【解説】

ア: 候補キー以外の属性から、候補キーの一部の属性に対して関数従属性がある場合、その関係を分解する。
誤り。これは第1正規形や第2正規形への変換に関する内容であり、第3正規形の変換手順とは異なります。

イ: 候補キー以外の属性間に関数従属性がある場合、その関係を分解する。
正しい。第2正規形では主キーに対する完全従属は確保されていますが、非キー属性同士の関数従属性（推移的従属性）が残っていることがあります。これを排除するために分解して第3正規形にします。

ウ: 候補キーの一部の属性から、候補キー以外の属性への関数従属性がある場合、その関係を分解する。
誤り。これは第1正規形から第2正規形への変換に関する内容です。

エ: 一つの属性に複数の値が入っている場合、単一の値になるように分解する。
誤り。これは第1正規形への変換の内容です。