令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問46

【解説】

ア: 攻撃コードとも呼ばれ，ソフトウェアの脆弱性を悪用するコードのことであり，使い方によっては脆弱性の検証に役立つこともある。
正しい。エクスプロイトコードはソフトウェアの脆弱性を突くために作成されるコードであり，悪用だけでなく検証目的でも用いられます。

イ: マルウェア定義ファイルとも呼ばれ，マルウェアを特定するための特徴的なコードのことであり，マルウェア対策ソフトによるマルウェアの検知に用いられる。
誤り。これはマルウェアシグネチャ（定義ファイル）の説明です。

ウ: メッセージとシークレットデータから計算されるハッシュコードのことであり，メッセージの改ざん検知に用いられる。
誤り。これはメッセージ認証コード（MAC）の説明です。

エ: ログインのたびに変化する認証コードのことであり，不正に取得しても再利用できないので不正アクセスを防ぐ。
誤り。これはワンタイムパスワード（OTP）の説明です。