令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問47

【解説】

ア: 各サービスが使用する，プログラム言語，ライブラリ及びミドルウェアを統一しやすい。
誤り。マイクロサービスアーキテクチャでは，各サービスは独立しているため，使用する技術スタックを統一する必要はなく，逆に多様化しやすい傾向にあります。

イ: 各サービスが保有するデータの整合性を確保しやすい。
誤り。各サービスが独立してデータを管理するため，整合性の維持は難しくなります。

ウ: 各サービスの変更がしやすい。
正しい。マイクロサービスは疎結合で構成されているため，個々のサービスを他に影響を与えずに変更・展開しやすいという特徴があります。

エ: 各サービスを呼び出す回数が減るので，オーバーヘッドが削減できる。
誤り。マイクロサービスでは逆にサービス間の呼び出しが増え，通信オーバーヘッドが大きくなる傾向があります。