令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問68
【問題68】
アンゾフの成長マトリクスを説明したものはどれか。
外部環境と内部環境の観点から,強み,弱み,機会,脅威という四つの要因について情報を整理し,企業を取り巻く環境を分析する手法である。
企業のビジョンと戦略を実現するために,財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と成長という四つの視点から事業活動を検討し,アクションプランまで具体化していくマネジメント手法である。
事業戦略を,市場浸透,市場拡大,製品開発,多角化という四つのタイプに分類し,事業の方向性を検討する際に用いる手法である。
製品ライフサイクルを,導入期,成長期,成熟期,衰退期という四つの段階に分類し,企業にとって最適な戦略を立案する手法である。
【解説】
ア: 外部環境と内部環境の観点から,強み,弱み,機会,脅威という四つの要因について情報を整理し,企業を取り巻く環境を分析する手法である。
誤り。これはSWOT分析の説明です。
イ: 企業のビジョンと戦略を実現するために,財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と成長という四つの視点から事業活動を検討し,アクションプランまで具体化していくマネジメント手法である。
誤り。これはバランスト・スコアカードの説明です。
ウ: 事業戦略を,市場浸透,市場拡大,製品開発,多角化という四つのタイプに分類し,事業の方向性を検討する際に用いる手法である。
正しい。アンゾフの成長マトリクスは,市場と製品の観点から成長戦略を「市場浸透」「市場拡大」「製品開発」「多角化」の4つに分類するフレームワークです。
エ: 製品ライフサイクルを,導入期,成長期,成熟期,衰退期という四つの段階に分類し,企業にとって最適な戦略を立案する手法である。
誤り。これは製品ライフサイクル(PLC)分析に関する説明です。
【答え】
ウ: 事業戦略を,市場浸透,市場拡大,製品開発,多角化という四つのタイプに分類し,事業の方向性を検討する際に用いる手法である。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問68