令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問39

【解説】

「コーディネーションセンター」の役割は、CSIRT同士の情報連携や調整を行うことです。これは、個別の組織を対象とするのではなく、他のCSIRTを主なサービス対象としています。

JPCERTコーディネーションセンターは、インシデント情報の共有や対応調整を目的とするため、他のCSIRT間の橋渡し役として機能します。

選択肢の確認

• ア: CSIRT間の情報連携、調整を行う
  正しい。これはコーディネーションセンターの機能に該当し、対象も「他のCSIRT」で正しいです。
• イ: 傾向分析やマルウェアの解析
  誤り。これは「分析センター」の役割に該当し、関係組織や地域を対象とします。
• ウ: 自社製品の脆弱性対応
  誤り。これは「ベンダーCSIRT」の役割であり、対象は自社製品の利用者です。
• エ: 組織内CSIRT機能の請け負い
  誤り。これは「サービスプロバイダ型CSIRT」の役割であり、顧客を対象とします。